2009年1月29日木曜日

アメリカ モニュメントバレー バイクde1000マイル9日間 その8

牛歩ながらもコマをすすめ、昼ごろにkayentaと言う街に到着。
バイクで街中を走り

”手応え”

がありそうな食事どころを探す。
せっかくのフリーダム旅行。
マクドナルドやチェーン店は日本でもありつける。
ハンバーガーなどのファーストフードは辞退したい!

くまなくまわるが自分は「これは!」という所を発見できずにいると
妻があそこに「レストランっぽいのがあった」とおっしゃる
行ってみると。よいではないか!
「AMIGO CAFE」(帰国後に自分の父親が命名「ともだちカフェ」)
なんとも田舎くさい名前。
都会で営業しているのをみかけたらずっこけてしまうようなのどかさだ

バイクを止め入ってみると、「あら、意外」
地元民で繁盛し満席ではないか!
地元民行きつけ店を発見する喜びだろうか?
たのしくなってくる。

少し待った後、席に通され、自分はカレーっぽいものとドリンクを、
妻はファーストフードを辞退し、探し出したアミーゴカフェで
ハンバーガーとドリンクを注文。
・・・したのだが大入り満席の店内に対してバイトが2人でホールをまわしている。
勝気そうなバイトの女の子は目配り気配り無駄のない動きを見せる。
が、どうにも客が多い上にもう一人の男の子の動きがぎこちない。
頼んだドリンクがなかなかこないことにイリイリし始める妻をなだめつつ
バイト君に陰ながら

「ガンバレ」

と心の中でつぶやく。
味はまぁ別として、アメリカンな雰囲気を堪能して(AMIGOってメキシ・・・)再出発。

10分程走ると・・・遂にきた!!荒野の中に突如として岩が現れ始める。
映像・画像などで見た岩の形ではないので
まだまだ序の口なのだろうが、だんだんとモニュって来る感にテンションも上がり始める。

プレモニュを堪能しつつ走る。

すると荒野には珍しく十字路に出くわす。
右折の方角が本丸モニュメントバレーらしい。直進は別の街へ。
左折は・・・学校?だろうか?

気が急く自分は「モニュメントバレーだ!右折だ!さぁ進もう!」と言うと。
妻が真剣な顔でおっしゃる。

「先に宿を押さえます。」

自分は「はっ?すぐそこにモニュメントバレーだぜ?」と問うも動じぬ妻。
「この近辺に宿があるはず。
 その宿は部屋数が少ないために早く宿を押さえねばならぬ。」
と一歩も引かない様子。


そもそも下調べない自分は「何でそんな詳しい?」
と問うと、下調べを嫌う自分をよく知る妻は
悪戯が見つかった子供のように

「調べた」

と、漂々とおっしゃった。

・・・しかしながら、

砂漠の真ん中「この近辺つったってなんもないみたいだが?」と追い討ちをかけると
「たぶんこっち」と
学校がある左折方向に曲がりだす。


「ありゃりゃ~・・・そっちはたぶん学校だと思うぞ?」
と、考えながらもしたがって着いていくとやっぱり学校だった。
妻の顔をみるとふくれっつらだ。
「ヤバイ・・」と感じながら自分が「学校だったね~」と、言うも、ふくれっつらおさまらず。
「もう少し進む!」とのたまう。
「OK~」とは言いつつも「たぶんその宿はつぶれちまったんだよきっと。」などと考えていると建物が見えてくる。

構わず入っていく妻。それに続く自分。
着いたところは・・・

病院だった。

病院の車寄せでふくれっつる妻。
「ありゃー病院だね~」と言いつつも
「ほら、やっぱり無いでしょ?」
「学校~。病院~。」
と考えていると、
妻のふくれっつり、いぶかしりかたが半端ないことを察知。

こうなったら「食らわば皿まで」となり、
「行けるとこまで行こう!」となった。

何もない道をぐんぐんと進むと・・・



見えた!


GOURDING LODGE



GOURDING LODGE の看板を発見!

「ありゃりゃ~・・・そっちはたぶん学校だと思うぞ?」
「ほら、やっぱりないでしょ?」
「学校~。病院~。」

と考えていた自分。ハリウッド映画ならば凄惨な死を持って償わなければならないレベルだなぁと猛省。

そんな中、妻。

ツンデレ全開!

ふくれっつってた妻に満面の笑み。

すまなかった!!と言う気持ちと下調べ、ありがとう!!とが混在。
宿への坂を2気筒エンジンX2をうならせぐんぐんと上っていく。


宿 GOURDING LODGE 到着。



追記:【GOURDING LODGE グールディングロッジ】
ジョンウェイン主演・監督 映画 西部劇「駅馬車」撮影時
クルーの撮影拠点ともなった歴史あるロッジ。
西部開拓時代グールディング夫妻が始めたロッジは岩山を背に当時の場所に現存・営業を続けており、
現在では増築・改築が行われ近代的設備も整い
多くの観光客を受け入れている由緒正しきロッジ。

・・・そんな GOURDING LODGE グールディングロッジに対して

たぶんその宿はつぶれちまったんだよきっと

といった自分。どうよ?今の気持ち。

それと、妻を一片でも疑った気持ち。どうよ?

どんな最期をむかえるのか楽しみだな。

2009年1月27日火曜日

アメリカ モニュメントバレー バイクde1000マイル9日間 その7

3日目
安宿ばかり泊まるウチラにとってモーテル・ベストウエスタン
はリッチな部類。

なぜかと言うとモーテルの朝食がとてもリッチなのだ。

何を隠そう、妻は牛乳が大好き。そんな妻がニヤける牛乳飲み放題!
これには妻もご満悦。
自分もコーヒーと牛乳を50:50で注ぎカフェオレを作成。
これが困ったことにウマイ!
各種パンや、ベーコン・タマゴなどで腹を満たし荷物をまとめ
朝8:00ハーレーと共にいざ出発

高校だろうか?芝生のスプリンクラーの飛沫が朝日を受け煌いている。
いい一日になりそうだ。


しばらく。と言っても15分程で街を抜け荒涼とした大地が広がり始める。

pageと言う街のランドマークだろうか?荒野の彼方に三本の煙突を構える工場が近付いてくる。

と、ここで看板発見。「antelope canyon」アンテロープキャニオンだ。


昨日、page到着後、妻とのカンファレンス。

何も調べずに旅をする自分は
「アンテロープキャニオンは見ておきたい!」と発言
何事も調査・検討を重ねる妻は
「アンテロープへ行くなら昼、太陽が真上から差し込む時間帯に行くべき。岩の切れ目から差し込む光が洞窟内に乱反射し一番綺麗に見える」と応酬。

なぜそんなことを知っている?とピクつく自分に

「ちょっとだけ調べた」とのたまう。
「ちょっとだけ調べた~? 完全に詳細情報じゃねぇか!」の反撃をシカトでスルーする妻。

様々な討議の結果、下調べ・検討してきた妻の圧勝。
せっかくなら良い状況でよいものを見たい。
「タイミングが合わぬなら行動すべきではない!ウチラならタイミングが合うときはバッチリ合うはず」



と・・・アンテロープキャニオンは見送る結論が出ていたため

看板付近をチラ見しただけでスルーすることとなる。


一路モニュメントバレーを目指すが平野、荒野、牛、犬などを目撃するたびにバイクを止め撮影会。
遅々として進まない距離を稼がない。
団体行動が苦手な2人が旅をするとこうも自由なのかと楽しくなってくる。

寄り道を唸るほどしつつ
少しずつ進んでいくと給油のタイミング。

フラーと寄ったkaibitoという町

ここがどうにも田舎だった。

コンビニが併設されているのだがどうにも店員が分業制。

客がレジに列を成しているのに誰もレジを手伝わない。
しかも客も客でレジの店員と世間話を始める。

しかも一番の驚きは支払い後のおつりは小銭ではなくタバコ1本単位で支払われているようだ。

物々交換?換算表まで明記されている!

そんな石器時代を彷彿とさせるような店内では田舎具合がさらに加速。

順番待ちの列はものすごいことになっているのに
レジにてやっと支払いの段階に到達した瞬間に地元民が

「あれを買い忘れた」と店内に消えていく客。

しかも「あれをくれ」「これはないのか」と店員と盛り上がっている様子。

店の外で待っていた妻が店内に来て
「なにかトラブル?」問う始末。

「いや?ただ単に時間の流れがゆったりなだけ」と説明。

ガソリン入れにきただけなんだけどなぁ・・と思いながらも
郷にいりては郷に従え。自分も「チキンをワンピースくれ」などとやってみる。

列に並び始めて20分くらいだろうか?
やっと支払いを済ませ店外へ。


店の外には店に寄り付いている犬が自由気ままに歩いているのがなんとものどかだ。

さらには店の外には廃車となった車やぼろぼろの車が止まっており良い雰囲気をかもし出している。


と思っているとその廃車に平然と地元民が乗り込んでいってる。
「動くのか!」と驚愕している自分たちをよそ目に平然と帰っていった。

そのフォードはもう無理だろ!
なんともアメリカのよき時代を完全に地でいくkaibitoを後にし再度進み始めるのであった。