3日目
安宿ばかり泊まるウチラにとってモーテル・ベストウエスタン
はリッチな部類。
なぜかと言うとモーテルの朝食がとてもリッチなのだ。
何を隠そう、妻は牛乳が大好き。そんな妻がニヤける牛乳飲み放題!
これには妻もご満悦。
自分もコーヒーと牛乳を50:50で注ぎカフェオレを作成。
これが困ったことにウマイ!
各種パンや、ベーコン・タマゴなどで腹を満たし荷物をまとめ
朝8:00ハーレーと共にいざ出発
高校だろうか?芝生のスプリンクラーの飛沫が朝日を受け煌いている。
いい一日になりそうだ。
しばらく。と言っても15分程で街を抜け荒涼とした大地が広がり始める。
pageと言う街のランドマークだろうか?荒野の彼方に三本の煙突を構える工場が近付いてくる。
と、ここで看板発見。「antelope canyon」アンテロープキャニオンだ。
昨日、page到着後、妻とのカンファレンス。
何も調べずに旅をする自分は
「アンテロープキャニオンは見ておきたい!」と発言
何事も調査・検討を重ねる妻は
「アンテロープへ行くなら昼、太陽が真上から差し込む時間帯に行くべき。岩の切れ目から差し込む光が洞窟内に乱反射し一番綺麗に見える」と応酬。
なぜそんなことを知っている?とピクつく自分に
「ちょっとだけ調べた」とのたまう。
「ちょっとだけ調べた~? 完全に詳細情報じゃねぇか!」の反撃をシカトでスルーする妻。
様々な討議の結果、下調べ・検討してきた妻の圧勝。
せっかくなら良い状況でよいものを見たい。
「タイミングが合わぬなら行動すべきではない!ウチラならタイミングが合うときはバッチリ合うはず」
と・・・アンテロープキャニオンは見送る結論が出ていたため
看板付近をチラ見しただけでスルーすることとなる。
一路モニュメントバレーを目指すが平野、荒野、牛、犬などを目撃するたびにバイクを止め撮影会。
遅々として進まない距離を稼がない。
団体行動が苦手な2人が旅をするとこうも自由なのかと楽しくなってくる。
寄り道を唸るほどしつつ
少しずつ進んでいくと給油のタイミング。
フラーと寄ったkaibitoという町
ここがどうにも田舎だった。
コンビニが併設されているのだがどうにも店員が分業制。
客がレジに列を成しているのに誰もレジを手伝わない。
しかも客も客でレジの店員と世間話を始める。
しかも一番の驚きは支払い後のおつりは小銭ではなくタバコ1本単位で支払われているようだ。
物々交換?換算表まで明記されている!
そんな石器時代を彷彿とさせるような店内では田舎具合がさらに加速。
順番待ちの列はものすごいことになっているのに
レジにてやっと支払いの段階に到達した瞬間に地元民が
「あれを買い忘れた」と店内に消えていく客。
しかも「あれをくれ」「これはないのか」と店員と盛り上がっている様子。
店の外で待っていた妻が店内に来て
「なにかトラブル?」問う始末。
「いや?ただ単に時間の流れがゆったりなだけ」と説明。
ガソリン入れにきただけなんだけどなぁ・・と思いながらも
郷にいりては郷に従え。自分も「チキンをワンピースくれ」などとやってみる。
列に並び始めて20分くらいだろうか?
やっと支払いを済ませ店外へ。
店の外には店に寄り付いている犬が自由気ままに歩いているのがなんとものどかだ。
さらには店の外には廃車となった車やぼろぼろの車が止まっており良い雰囲気をかもし出している。
と思っているとその廃車に平然と地元民が乗り込んでいってる。
「動くのか!」と驚愕している自分たちをよそ目に平然と帰っていった。
そのフォードはもう無理だろ!
なんともアメリカのよき時代を完全に地でいくkaibitoを後にし再度進み始めるのであった。
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